22歳で天国に召された長寿猫・ルルのお話

2010年08月31日

ここ沖縄は長寿の島と言われて、元気なおじー・おばー達がたくさんおります。
今日は、とても長生きした猫ちゃんのお話をさせていただきたいと思います。

その猫は私が高校一年生の春に家にやって来ました。名前をルル。
元気にすくすくと育ち、ほどなく3匹の赤ちゃんを産みました。

その後、ルルは避妊手術を受けましたが、大きな病気にもかからず2007年4月に20歳を迎えました。動物も人間と同様、年齢を重ねるごとに体力や免疫力の低下に加え、いろいろな病気にかかりやすくなります。したがって当院でも、高齢犬や高齢猫をよく診察させていただいています。しかし、20歳を迎える猫にお目にかかるのはそう多くはありません。
しかも元気に普通に生活している猫となると尚更です。

ルルは2007年4月以降も2~3日の点滴入院は数回ありましたが、夏は日向ぼっこ、冬は暖房の前でぬくぬくと、また元気に鳴きながらキャットフードを頬張りながらも、2009年10月20日まで何ら問題なく元気に過ごしていました。

しかし、翌21日のお昼頃、呼吸が苦しそうな様子を見せたため、集中治療室にて急遽入院となりました。でもその日遅くに22歳と6ヵ月というとてもとても長い猫生に終わりを告げ、天国に旅立ちました。


私はルルに「ありがとう」と言って笑顔で送ってあげることができました。この子は『私たち家族の下にやってきてこんなに長生きできとても幸せだった』と天国で思ってくれていると確信しています。また、私たち兄弟に多くの癒しと思い出を残してくれました。私が現在、獣医師でいられるのも家族の一員としてともに過ごしてきたこの子たちがいるからだと思います。
ありがとうね、ルル。これからも頑張るからよ。


  1. ルル 20歳を迎えて:20歳を迎えたお正月、ファンヒーターの前で気持ちよさそうに。
  2. 入院中:09年10月21日、呼吸ならびに心不全でICUに入院中。だいぶ辛そう。
  3. 安らかなる時:とても穏やかで安らかな顔をして天国に旅立っていきました。
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